八ヶ岳(赤岳〜横岳〜硫黄岳)を歩く
                     2006/9/29−30

9/16−18に内炭さんの案内で、穂高登山を予定していたのだが、台風13号が沖縄近くに近づいているせいか、
16−18は週間天気予報では雨が予想されており、好天になる様子もないことから、
取り止めになり、代わりにご提案頂いたのが、今回の八ヶ岳の登山である。
案内は内炭さんにお願いしており、メンバーは宮地さん、鈴木さんと総勢四人である。

第一日目(9/29)


近鉄高の原駅前を内炭さんの車で7時に出発する。
諏訪南インターを下りて、美濃戸口から、
車一台しか通れない細い道を進み「赤岳山荘」に、11.56分に着く。

ここで昼食して、12.35分に歩き始める。





12.40分 美濃戸山荘に着く。
みんなの顔ぶれを紹介しましょう。
右から内炭さん、鈴木さん、小生、宮地さんである。












紅葉が素晴らしいかな、と期待してきたのだが、ほとんどみられない。ほんの少し黄色くなってきているな、と感じられる程度である。たまに赤い木もみられたが・・・紅葉はこれからなのだろうか。北沢に沿って歩く。
昨年の7/24〜26日に内炭さんの案内で、美濃戸口から歩き、赤岳鉱泉山荘まで歩いているので、今回二回目である。前回は赤岳鉱泉から硫黄岳〜天狗岳〜麦草峠まで歩いたのだ。
見覚えのある、大同心と小同心の姿が時折木々の隙間から覗いて見られる。
   
14.26分 赤岳鉱泉山荘がすぐ目の前に見える。ここから大同心、小同心が奇麗に見えている。

大同心、小同心の山並みを見上げながら、明日の赤岳登山に心が弾む。

今日はこの赤岳鉱泉に泊まり、明日は、行者小屋〜赤岳〜横岳〜硫黄岳を廻って、またこの赤岳鉱泉に戻ってくる予定である。

14.30分 赤岳鉱泉(2220m)に着く。明日登る赤岳が眺められる。



泊まり客も22,3名で、静かである。我々が案内された部屋は八畳ぐらいあり、四人ではゆったりできる。
この山荘は山小屋の中で、設備も食事も一番だと内炭さんは絶賛する。
たしかに部屋も小綺麗であり、山小屋に泊まるとトイレの悪臭が気になるのだが、ここではまったく嫌な臭気はないので素晴らしいな、と思う。
窓から赤岳も大同心も眺められる良い部屋である。
部屋でくつろぎ、3時になったので風呂に入る。山に来て風呂に入れるとは極楽である。
浴槽も4〜5人入れる立派なものだ。鈴木さんは二度風呂に入った、という。

17.53分 部屋の窓から外を見れば、大同心、小同心に薄霧がかかってちょうど墨絵のように見られる。
「今日はステーキだ」と夕食のメニューを聞き込んできた内炭さんが歓声をあげる。
よっぽど前に食べて美味しかったのだろう。

6時から夕食である。
ステーキが柔らかくて美味しい。
シチューも美味しく、ご飯もお代わり自由である。
「ステーキだ!」という内炭さんの喜びがわかる美味しい、「すて〜き!」な夕食だった。

車で来る途中、宮地さん、鈴木さんはコンビニで買い込んだ焼酎で宴会?が始まった。
ビールは宿に売っている。8時半まで飲みながら歓談し、眠りに就く。

第二日目(9/30)

5.30にはみな起きて、出立の準備する。帰りはまた赤岳鉱泉に戻って来るので、不要なものはこの宿に預かって身軽にして出掛けることにする。
窓から赤岳がはっきり見えている。天気がいいので心も明るくなるようだ。

6.33分 赤岳鉱泉を出発する。

6.57分 中山乗越に到着し、休憩。
 

7.05分 行者小屋(2340m)に着く。
阿弥陀岳、中岳がくっきりと見えている。
 
行者小屋で周りの風景を眺めながら休憩。

7.11分 記念写真を撮って出発する。

「文三郎道」と呼ばれる登山道を歩く。
階段、鎖場もある急坂である。
  
7.41分 北アルプス連峰が雲海の上に浮かんで見える。


    
8.11分 赤岳と中岳への分岐点に着く。道標が立てられている。
  
目の下に中岳、阿弥陀岳への尾根道が真っ直ぐに続いている。
 




鎖の張られた岩場を登ることになる。危険を考えて、ロープを結んで登る。
 
「あ、富士山だ!」。雲の中に、富士山が顔を出している。



赤岳への岩場が眼の前に迫っている。右手に赤岳頂上小屋が見えている。
 
8.55分 赤岳山頂(2899m)に着く。
 
山頂には、赤岳神社が祀られている。13ほどのたくさんの大神の御名が書かれて、祀られている。
赤岳頂上小屋は3、4分ほど山頂から下ったところに建てられている。
  
赤岳頂上小屋からの眺望である。



これから歩く尾根がクッキリと一望できる。

9.23分 赤岳頂上小屋からすぐに鎖の張られた急な坂を下る。
 
赤岳天望荘まで下る途中で振り返って見られる光景である。
  
遠く富士山も雲海に顔を出している。

9.35分 赤岳天望荘に着く。ここから進む硫黄岳方面の山並みである。遠くに蓼科山が見えている。
 
ここからが急な登りになる。
 
9.39分 地蔵ノ頭に着く。
 

ここからは急な岩場である。鎖もあるようだが、ロープで結んで登るという。
 
10.05分 登る途中男女二人のパーティに出合う。
男の人は大きなカメラをぶら下げている。
「カメラのモデルになってください」と頼まれてポーズをとる内炭さんである。
 
デジカメのシャッターを押してもらう。
「写真ができたら送りますから、住所を」と言われて、メモって渡す内炭さんである。「どこから来たんですか?」と聞けば、「生駒」だという。こんなところで奈良の人に会うとは奇遇である。
 

岩場が続く。10.28分 ここが日ノ岳、鉾岳であろうか? ちょっとした平坦な山頂である。休憩。
 
また、行く手にピークが見られる。横岳である。


休憩後、ここから岩場を8分ほど下ったところに三叉峰の道標が見られた。
 


10.52分 横岳に到着。
「2829m 横岳」と書かれた標識が立てられている。
「横岳」というのは、「日ノ岳」「鉾岳」「大権現」などと呼ばれているいくつかの峰を総称して「横岳」と呼ぶようである。

横岳からの赤岳方面の眺めである。


 

内炭さんが湯を沸かしてコーヒーをサービスしてくださる。こんなところで熱いコーヒーを飲めるとは有り難いことだ。
内炭さんに感謝感激である。


宮地さんも素晴らしい風景を見ながら、
コーヒーを美味しそうにのんでいる。
満足そうにね・・・







11.25分 休憩後出立する。ここからまた急な岩場の登りがある。ロープで結んで登ることにする。
 

 
この辺はコマクサの群生地であるが、
今は枯れ果てて、茶色の葉っぱを曝している。
 
11.51分 硫黄岳山荘に到着する。
「昼食は硫黄岳でやろう」と素通りする。
 

石炭のような真っ黒い岩石がゴロゴロしている。赤い岩石もゴロゴロしている場所もある。
ゆったりとした登り坂であるが、けっこう山頂までは時間がかかる。
ケルンがところどころに立てられている。ケルンより左側は絶壁である。
  
12.12分 硫黄岳(2760m)の山頂に着く。
目の前に広がる根石岳(2603m)、天狗岳(2646m)、その奥に蓼科山を眺めながら昼食する。
内炭さんが作って頂いた美味しいみそ汁を飲みながら・・・・。
若い時、麦草峠から蓼科山まで歩いているので、今回で、赤岳からあの蓼科山まで歩いたことになる。これで八ヶ岳をすべて歩き終わった、としみじみ思う。














山頂から見る爆裂火口である。足下から2〜3m先が何百メートルもある切り立った絶壁である。


 


山頂からの眺めである。12.42分 硫黄岳を下る。

12.56分 赤岩の頭(2656m)に到着する。今日歩いてきた赤岳、横岳、硫黄岳が一望できる。素晴らしい眺めである。

赤岩の頭から赤岳鉱泉まで、あとは下る一方である。
13.36分 樹林帯をくだってくると、大同心が見えてくる。
この大岩は人間が座って掌を合わせ拝んでいる横から見た姿に見える。そう見えませんか?
 
13.47分 赤岳鉱泉に着く。

赤岳鉱泉を後にして、
「美濃戸山荘」に着いたのは、15.11分である。
さらに歩き、「赤岳山荘」に着いたのは、15.16分であった。

ここから、車で10分ほど走って、「原村ふれあいセンターもみの湯」で温泉に入ってスッキリ! 
お疲れさ〜んでした!
好天気のなか、無事に山歩きができたことは嬉しく、感謝、感謝である。

          ― おわり ―