百貝岳
               2007/4/18

「山歩き」の会の「百貝岳」登山である。



8.00分 橿原神宮をバスで出発。
9.20分 寺戸登山口に着く。「鳥住山地蔵菩薩」のお堂がある。その反対側には、「地蔵の水」がある。説明板には、次のように書かれている。
この世と他界のさかいに立つほとけ・地蔵菩薩にささげる地蔵の水。修験者が大峰山(山上ヶ岳)をめざして歩いた山上街道の要所のひとつ、この地蔵峠には、かつて、鳥住の村びとが心づくしの湯茶をふるまう茶屋があった。
  
9.37分 体操を終えて、出発する。広い舗装道をひたすら歩くと、9.56分鳥住春日神社に着く。
 
10.02分 鳳閣寺に着く。休憩。
説明板には次のように書かれている。
寺伝は、678年に役行者が天皇の命令によって創建したと伝える。さらに、弘法大師のゆかりを説き、895年の聖宝(しょうぼう)による大蛇退治と修験道場の建設を語る。大峰山中興の祖といわれる聖宝(832−909)は、役行者を慕って山岳修行をし、京都・醍醐寺三宝院や奈良・東大寺東南院を創立した真言宗の高僧で、死後800年ほどたった1707年に時の天皇から理源大師の名を贈られている。・・・・
本尊は如意輪観音座像である。・・・・聖宝所持の法螺貝と退治した大蛇の頭骨が寺宝として残されている。また、聖宝の墓と伝える石の廟塔(重要文化財)が背後の山中にある。

 

この鳳閣寺からは細い山道となる。











10.23分 聖宝(理源大師)の墓と伝えられる石の廟塔に着く。休憩。

10.36分 視界が開けたところから、金剛山、葛城山がはっきりと見えている。
 
10.44分 百貝岳(861m)山頂に着く。休憩。小さな祠には如意輪観世音菩薩が祀られている。
 
10.52分 記念写真を撮って出発する。

11.36分 西行庵に着く。
昼時で、座りこんでお弁当を食べている行楽客の姿がかなり見られる。ここで昼食する。
 

西行庵
この辺りを奥の千本といい、この小さな建物が西行庵です。鎌倉時代の初めのころ(約800年前)西行法師が俗界をさけて、この地にわび住まいをした所と伝えています。
西行はもと、今日の皇居を守る武士でしたが世をはかなんで出家し、月と花とをこよなく愛する歌人となり、吉野山で詠んだといわれる西行の歌に、
とくとくと落つる岩間の苔清水
    汲みほすまでもなきすみかかな
吉野山去年(こぞ)の枝折(えだおり)の道かへて
    みだ見ぬ方の花をたずねむ
吉野山花のさかりは限りなし
    青葉の奥もなほさかりにて

吉野山梢(こずえ)の花を見し日より
    心は身にもそはじなりにき
この歌に詠まれた「苔清水」はこの右手奥にあり、いまなおとくとくと清水が湧き出ています。
旅に生き旅に死んだ俳人松尾芭蕉も、西行の歌心を慕って二度にわたり吉野を訪れ、この地で
露とくとく試(こころみ)に浮世すすがばや
と詠んでいます






 
12.10分 昼食後、記念写真をとって出発する。

西行庵から100mほど歩いたところに、
西行の歌に詠まれた「苔清水」がある

12.36分 青根ヶ峰(857.9m)山頂に着く。しばらくして引き返す。

12.54分 金峯神社に着く。
雨は降り始め雨具をつける。

13.18分 高城山展望台に着く。まだこの辺りは花は残っている。
盛りを過ぎた花もこの雨にうたれて輝きがない。
ここで今日の山歩きは解散となる。
後は各自適当に見物しながら吉野駅まで歩く。
 

  


14.17分 蔵王堂に着く。
今日も無事山歩きできたことを感謝する。


     ― おわり ―