金剛山(1125m)登山
                   2005/2/9

今日は、「山歩き」の会の金剛山登山である。
昨日は雨であったが、今日はカラッと晴れ渡って、山歩きには絶好である。
霧氷が見たいと思っていたのだが、雪が降るほどの寒さがなかったし、昨日は雨だから
これではほとんど見られそうにない。

橿原神宮駅から貸し切りバスで、8時に出発する。
内炭講師のご主人が、「みなさんに忘れられないように・・・」と挨拶して、久しぶりに参加された。

今回のコースは、地図に示す黄色の線である。
「小和(おわ)町の方から上って、高天(たかま)に下りる」というのだ。

僕は、金剛山には何回か上っている。
千早と水越峠の方から。
今回のコースは、僕は、はじめてである。




内炭講師が、
「金剛山は、金剛山という山があるのではなく、三つの山を合わせて金剛山といっている。その三つとは・・・」と説明している。
「え! そうなの?」と、はじめて知ったのだ。
「金剛山は、葛木岳(1125m)、大日岳(1094m)、湧出岳(1112m)の三つをひっくるめて、金剛山と呼んでいる」というのだ。
今まで、僕は、金剛山に何回か登っているが、金剛山と思っていたのは、葛木岳のことだったのである。

9時に小和(おわ)町の登山口に到着する。
完全防寒装備できたのだが、こんな日和では汗をかきすぎる。
薄着になって出発する。



歩き始めると、「金剛山道」の石柱が目につく。









9.27分

20分ほど歩いて、広場に着く。
ここで軽く体操をして出発する。











この広場に「金剛山登山コース」の案内板がある。
これから上る道は、黄色い線のコースである。
ここは標高280mであるから、
約800m上るのだという。














9.09分 広場を出発する。

「伏見峠を経て金剛山へ 4.2km」の道標が見られる。

「天ヶ滝新道」と呼ばれているコースである。










9.58分
「滝の出合」に着く。
「天ヶ滝」が100mほど下ったところにある」という。
「見に行ってこよう!」っと、下っていけば、これが「天ヶ滝」である。

















道に雪が見られるようになったきた。
10.35分 「中の平」に着く。
道標には、「標高 752m JR北宇智駅 約80分 金剛山葛城神社 約60分」と書かれている。












11.12分
「伏見峠」に着く
道標は、左が「久留野峠」へ、右が「金剛山」を示している。


 










標識を見れば、
「ダイヤモンドトレール」と書かれている。













11.20分
「ちはや園地」に着く。
立派な休憩所があり、ベンチもある。
ここで昼食にする、という。
日が照り、暖かいので、外のベンチに腰掛けて昼食する。
持っていった、カップラーメンが美味しかった。










昼食後、案内板を眺めていたら、小鳥が飛んできて留まった。
デジカメを向けてパチリ!
ほんの 1.5mぐらいしか離れていないのに、逃げもせずに留まっている。
チッチッ・・・と鳴いて挨拶してくれる。
何という鳥だろう?
近くにいた人に尋ねれば、「ヤマガラ」だと教えてくれた。







昼食後、内炭講師のご主人が、「集まってください!」とみんなを呼んでいる。
休憩所の前に集まる。
内炭さんが、「ちょっと僕の存在感を示さなければ・・・」と話し出す。
「今までの登りでアイゼンをつけずに上ってきたのだが、
雪を踏み付けた時に、靴跡が付くほどであれば、アイゼンは付けない方がいい。
旅行社のツアーなどでは、滑って転んで骨折したりして、責任を問われることがあるから
すぐアイゼンをつけさせるが、アイゼンをつけると足に負担を掛けることになる。
だから、雪が固くて滑るとか、下りの道などに付けるようにする。アイゼンを履くにも注意が必要である。
この前、三峰山へ行ったとき、前を歩いていた人が、片方のアイゼンがはずれたことも気付かずに歩いていたのに、ギョッとした。ワンタッチ式は外れやすいということでもあるので、つけていることの感覚が大切である。
また、観音峯?を上っていたとき、大根二本≠セされて、揉んでやったことがある。
―山で大根二本≠ニは????と、一瞬何だろう?と思ったら、どうも女性の足のことである。足をつった女性の足をマッサージした、ということのようである―
アイゼンを履くと、ふくらはぎなどに負担がかかるので、足をつったりすることがある」というのだ。


内炭さんは、講義で大いに存在感を示されて、満足の様子である。

その後は、例によって、記念写真を撮る。
「は〜い! パチリ!」


12.05分
金剛山に向かって出発する。

















「こんにちわ!」
親子で歩いてきた子供たちが元気に挨拶してくれる。
「こんにちわ!」と声を返す。

けっこう大勢の登山客がある。










「妙法蓮華経如来神力品第二十一経塚」と表示されている。
表示板には、

葛城第二十一経塚
今から約千三百年前 役ノ小角が十六才の時 この山で修れ 西は友ヶ嶋から 東は二上山の亀ノ瀬までの峰々に 法華経二十八品を埋め二十八宿とされ(葛城修験道)ました。
ここには二十一番目の如来神力品をおまつりしています

と書かれている。





12.30分
経塚のすぐそばの「湧出(ゆうしゅつ)岳」に着く。

標高 1112m である。


湧出岳のそばには、
パラボラアンテナの鉄塔が建てられている。
この鉄塔が伏見峠の近くから眺められた。
遠くから見られるので、目標になりやすい。






12.40分
「一ノ鳥居」に着く。
ここは、水越峠の方から上って来ると、この分岐点に着く。
見覚えのある場所である。










鳥居をくぐって、ほどなく進むと
参道の右手の方に、木々の間から、「葛城山」が見られる。


「仁王杉 樹齢約五百年」の表示がある。







12.47分
「葛木神社」に着く。
「金剛山最高地 海抜 1125m」の表示柱がある。
 
お詣りする。

拝んでいる目の前に、「夫婦」と書かれたものあったので、
ここにお見せしましょう。

わが夫婦はこのようにいっていないなぁ・・・・・と思う。















葛城神社で、アイゼンをつける。
これからは、下り道になるからだ。

13.06分
展望台に着く。

写真を撮ったりしながら
15分ほど休憩する。
広場には、小学校の生徒たちが上ってきている。
授業のいっかんのようである。








展望台から大阪方面が一望できる。
















「転法輪寺」をお詣りする。
















「転法輪寺」の境内には、「ひさご池」と呼ばれる小さな池がある。
池の中には「弁財天」がお祀りされている。
説明板には次のように書かれている。


由緒
天正十三年(1585)豊臣太閤秀吉が増田長盛、片桐且元を従えて当山に参詣の際掘った池で其の形は公の馬印、千成ひょうたんを形どってあり中の島は亀を表現して弁財天をお祀りしています





「転法輪寺」をお詣りしたあと、また一ノ鳥居まで戻り、
そこから、「高天(たかま)」に向かって歩く。
この下りは、けっこう急である。今日の登りよりは辛いだろうなあと思う。
アイゼンをつけているので、急でも滑ることはない。
途中で、 「郵便道」の小さな表示板が道脇にあった。
後で資料を見たら、「戦前に山頂まで郵便物を運ぶルートとして利用されていた」というのだ。
急な登りであるので、大変だったろうなあ・・・・

かなり下って、雪もなくなり、そして、アイゼンをはずす。
14.51分
「高天彦(たかまひこ)神社」に着く。
お詣りする。

「高天彦神社」の由緒が次のように書かれている。

御祭神 高皇産霊神

由緒
天照大神の子、天忍穂耳尊に、本社の御祭神の娘、栲幡千々姫が嫁ぎ、御子の瓊々杵尊が 高天原から降臨される。
その神話にいう高天原がこの大地である。
御祭神を 祖神とした葛城族は、大和朝廷に先行する葛城王朝を築き、
亡びた後も 平群・ 巨勢・ 蘇我の豪族として栄えた。
延喜の制では 名神大社に列し、 月次・ 相嘗・ 新嘗には、
官幣に預かってきた神社である

神社の前に、バスが待っていた。

ここから、「かもきみの湯」に向かう。
楽しみの温泉である。
10分ほどで温泉に到着する。
この温泉は、平成15年6月のオープンであるから
まだ新しく、施設は広々としている。
大浴場のほかに、座湯、寝湯、泡風呂、サウナ、腰掛け湯、水風呂、露天風呂などあり、
ゆったりした気分ではいることができた。
最高だ! 最高だ!

今日の山歩きも無事に終わったことを感謝する

       ― おわり ―