呉枯ノ峰(531.9m:くれこのみね)
                 2008/9/17

「山歩き」の会の「呉枯ノ峰」山歩きである。
滋賀県の木之本町にある標高531.9mで低い山である。

近鉄高の原駅を7時にバスで出発。
坂口に着いたのは、9.20分である。
 
今日のコースは次の通りである。坂口が標高130mであるから、
「呉枯ノ峰(531.9m)」の標高差約400mである。

準備体操を終え、9.30分にスタートする。
4分ほど歩いたところにある「意波閇神社」に参拝する。
 
9.41分 「天満宮」の鳥居に着く。
  
鳥居のすぐ傍に、「管山寺」についての案内板が立てられている

大箕山管山寺(近江湖北二十七名刹巡礼第一番札所)
菅原道真公ゆかりの管山寺は、もとは龍頭山大箕寺よ呼ばれ、天平宝字8年(764)に初代照檀上人が孝謙天皇の勅
命を受けて建立されたと伝わる。当時は法相宗だったが、後に真言宗となり今に至っている。その後、道真公が再び繁
栄をもたらしたという。道真公は余呉湖辺の川並村に生まれ、6歳から11歳まで本寺で勉学し、寛平元年(889)から3院
49防の寺院に復興、名も管公の一字を採り大箕山管山寺と改められたと伝えられる。藤原時代から鎌倉時代に、最も
栄えたようだ。興福寺の古い記録によると、僧房105末寺70余とあり、極めて大きい寺であった。
今も山門前に残る大木は、道真公お手植えのケヤキと伝えられるもので、現在は滋賀の名木誌に名を連ね県の自然
記念物に指定されている。
管山寺にかつて納められていた「宋版一切経七千余巻」は、徳川家康の命によって芝の増上寺へ寄進された。この経
典は現在、国の重要文化財に指定されている。
道真公が寺を再興されたことが銘文として鋳込まれた建治3年(1277)鋳造の「銅鐘」は、国の重要文化財である。秘
仏の「木造不動明王座像」「十一面観音菩薩立像」「木造狛犬」「石灯籠」があり、町の文化財となっている。
里坊弘善館には、管山寺宝物が展示されているので、まず里坊弘善に立ち寄ってから管山寺へ行くのが一般的な
散策コースとなっている。

9.47分 登山口に着く。
 
登り始めると、道の脇に、石像が安置されている。これは「準四国八十八石像」と呼ばれるものらしい。
それも4,50mほどの短い間隔で・・・ところが首が無くなっている石像が多いのにビックリする。
心ない者の仕業だろうな、と痛ましく思われる。
  


10.29分 管山寺分岐点に着き休憩。ここに来てやっと少しの眺望ができた。
  
10.50分 「近江天満宮」が見えてくる。朱雀池と小さな弁財天の祠がある。
  
「天満宮」は大分朽ち果てている。標高が370mで、麓からは1時間ほどかけて登ってこなければならないから
ほとんどお詣りする人もないようでひっそりとしている。
池に赤い鯉が泳いでいる・・・・元気で生きれよ、と声をかけたくなる
  
9.17分 「管山寺」に着く。本堂について次のように書かれている。

本堂
管山寺に現存する建物は全て江戸時代の建造
物である。現存の本堂は元禄5年(1692年)の建立。天正10年(1582年)大地震、賤ヶ岳の戦い等で大破したが、一山の衆僧、衆徒の手厚い志により再建された。
管山寺の全盛は鎌倉時代で、当時は3院49坊の寺院が存在し、現存する宝物には鎌倉時代に調えられたものが多い。


「管山寺」は(近江湖北二十七名刹巡礼第一番札所)になっているのだが、無住の寺で、
本尊は「不動明王」が安置されているようだが、本堂は大分朽ちて、「立ち入り禁止」のロープまで張られている

 
本堂のそばに梵鐘があるが、次のような表示がある。
梵鐘
国の重要文化財。建治3年(1277年)(鎌倉時代)大工丹治国則作。梵鐘に刻まれた銘文(漢文)によると、菅原道真公が
寺院を建立し当山に不動明王を安置されたと記されている。
管山寺は建立時、龍頭山大箕寺と号していたが菅原道真公の中興により、「大箕山管山寺」と呼ばれるようになった。

  
10.59分 「管山寺」本堂の石段に並んで記念写真を撮って出発する。


本堂からかなり離れたところにケヤキの大木がある。2本のケヤキの間に小さな山門がある。
このケヤキは「
滋賀県指定自然記念物」になっている。樹齢(伝承)1,000年余という。
幹周りは 6.2m と 5.8mあるという。

このケヤキについて次のように記載されている。

菅原道真公ゆかりのこの管山寺は、現在は無住の寺となっている。菅原道真が44歳の時に2本のケヤキと1株の梅を記念に植えられたと伝えられているが、現在は梅はなく、この2本のケヤキの巨木が見事な姿をとどめている。 
  
11.07分 記念写真を撮る。

歴代住職の墓もある。昔は大きな寺で賑わったのであろう
 
11.21分 「管山寺分岐」点に戻り、昼食する。
昼食後、内炭講師が、「道に倒木がある場合にどう通り抜ければいいのか」
また「藪と通る場合に、後ろの人に迷惑をかけないように通るには」との講義、実演がる。
 
11.58分 「呉枯ノ峰」に向かって出発する。
12.23分 「呉枯ノ峰」に着く。「一等三角点」があるのだが、四方樹林でうっそうとしており、視界は一切ない。
  
12.30分 お粗末な?「呉枯ノ峰」と手書された表示板を囲んで記念写真を撮り、出発。

13.05分 「四等三角点」地点を通り過ぎる。

13.31分 木之本小学校の近くに駐車のバスに着く。
今日の山歩きはこれで無事終了である。


      ― おわり ―