高見山(1248.3m)登山
                     2007/1/17

「山歩き」の会の「高見山」登山である。
昨夜からの雨が今朝も降り続いている。
天気予報の予報通りである。雨で「当たり!」と喜べない。
こんな山登りの日には、はずれてほしいなあ・・・と。
8.07分 桜井駅前をバスで出発。
今日のバスの中はガランとしている。
いつもなら24,5人は参加するのだが、今日は総勢18名である。
寒いし、雨であるのでやめられたのだろう。



9.15分 高見登山口バス停に着く。 9.29分 雨具を着ての出発である。
 

5分ほど歩けば、「旧伊勢南街道」の看板が立てられている。

又の名を紀州街道とも云う。紀州、大和、伊勢を結ぶ塩の道、米の道、魚の道の
交易路であり、かつては伊勢参宮の道であり、又紀州徳川家が江戸参勤交代に
この街道を利用した。特に夏季は大峰山、年末は年越え参りでさかえた。」

と書かれてある。
1mほど巾の山道だが、昔の幹線道路である。
ひっっそりとした杉林のなかを歩く。
むかしのにぎやかな行き来を想像しながら・・・小雨に打たれて歩く。 









9.45分 「撞木松(しゅもくまつ)」の看板あり、
「昔より此の名あり、形撞木に似たる為か往復(ゆきき)旅人が誰ゆうとなく語り伝へしものなり」
と書かれている
 
石畳の道が続いている。
さすがに昔の幹線道路を思わせる









9.57分 「古市(ふるいち)」の看板が立っている。

紀州、大和、伊勢の人々が集まり米、塩、魚、その他の市がたったと伝う処
と書かれている。
賑わったような面影はまったく残されていない。
夢のまた夢の話・・・ここは山の中である



10.09分 小峠に着く。休憩する。

まだ小雨は降り続いている。

高見山の登山は、今回2回目である。
最初はこの山歩きで2004/1/21に登っている。
この時にはこの辺は真っ白い雪風景だったのを想い出す。

小峠に新しい鳥居が建てられている。この石段を上っていけば高見山山頂へ行けるようであるが、別のルートの大峠に向かう。




10.41分 「盗人岩(ぬすっといわ)」の看板がある。

約300米上の岩に山賊が住んでいたと云う洞窟この中は畳四畳程の広さである

と書かれている。





10.55分 「高見峠」に着く。
「大峠」とも呼ばれているところでもある。

「八百萬神」と彫られた石碑が造られている









この「大峠」から山頂までが急な上りである。

11.25分 休憩。

いつもは元気なK嬢が体調が悪く、休憩後歩き始めたが、ギブアップ。河野アシスタントに付き添われて下山する。






もう頂上だというのに北側にほんの少し白く雪がみられるだけである。
樹氷、霧氷が見られるのを楽しみに登ってきたのだが・・・ガッカリ!

前回(2004/1/21)の時には、山頂は真っ白の世界だった。少し吹雪いていたが、樹氷で綺麗だったことが想い出される。





12.03分 高見山(1249m)山頂に着き記念写真を撮る。



高見山は台高山脈の北端に位置し、北は宇陀山地、東は三峰山から鈴鹿の連山が、そして絶好の条件に恵まれた時は、遠く富士の峻嶺を望み見ることもできる。南は、南走する主稜を中心として原生林を、西に転ずれば、紀伊の山塊が南西にかすみ、金剛・葛城の山並が一望できる。












山頂の「高角(たかすみ)神社」である。
神武天皇東征のおり、そのガイドを勤めたという「八咫烏建角命」を祭り、古くより地元の人たちから尊崇されている。また、大化の改新において暗殺された蘇我入鹿の首が飛来したとの伝説も残されている。「高見山」古称は「高角山」ともいわれ、山と水を信仰対象とした古代人の霊場として名高く、平野「高角神社」、菟田野町「水分神社」もすべてこれに由緒をもつ神社である
といわれている

山頂には、「万葉集」のうちに石上大臣が従駕に際して作る歌として「吾妹子をいざ見の山を高みかも大和の見えぬ国遠みかも」と詠んだ歌碑がある



山頂のすぐそばにある休憩所で昼食する。
全員が腰掛けてゆっくり食事ができるほどの広さがある。
12.30分 下山開始する。








12.36分 「笛吹岩」の看板ある。
高見山の開祖聖人が月夜にこの岩頭にて笛を吹けば両谷より雄雌大蛇が駆け上がり笛の音を陶然として聞き入ったと伝う
と書かれている





12.44分 「揺岩(ゆるぎいわ)」に着く。

「多武峰 大職冠 藤原鎌足公」と三度唱えれば揺るぎだしたと伝う
と書かれている









12.46分 「息子岩」の看板ある。

左約100米 沢の処にあり、此処より小石を投げてこの岩に命中すれば男子授かるとのこと
と書かれている。

もう若さを通り越しているだから、
あきらめ顔にみな黙々と素通りである




12.58分 杉谷バス停と平野バス停との分岐点に着き、休憩。











13.22分 「高見杉」と呼ばれる大杉のところに到着し、記念写真を撮る。







14.06分 「たかすみ温泉」に着く。

冷えた身体にはこの温泉の湯が最高である。
今日は素晴らしい景色には遭遇できなかったが
温泉に入って残念な心が癒される思いであった。
無事に歩けたことに感謝する



                    ― おわり ―