槍ヶ岳(3180m)登山
                2007/7/29〜7/31

7/29〜31 の内炭さん主催の「槍が岳」登山に参加する。
槍が岳には、昭和38年に一度一人で登ったことがあるのだが、
もう40年以上経った今では、登った時の印象が全く記憶にない。
元気なうちにもう一度登ってみたいと思い、参加させていただくことにした。

第一日目(7/29)

7時に高の原駅前を出発。
今回の参加者は、内炭夫妻、矢田さん、河野さん、岡田さん、宮地夫妻と
今回初めてお会いする中嶋さん、西畑さんの総勢10名である。
内炭さんと矢田さんの車に分乗して出発する。

11.45分 平湯に着く。
ここでタクシーに乗り換えて、上高地に向かう。
タクシーの運転手が、「梅雨明けはまだだ」という。
関西はもう梅雨明けしているのにだいぶ遅れている。
 
12.15分 上高地に到着し、昼食とる。

12.49分 上高地を出立する。
すぐには雨は降りそうでないが、
高い山並みは雲に覆われて見えない。
 
今回のコースをご紹介しましょう。
第1日目は、上高地〜横尾山荘(泊まり)
第2日目は、横尾山荘〜槍ヶ岳山荘(泊まり)、槍ヶ岳(頂上往復)
第3日目は、槍ヶ岳山荘〜上高地(往と同じ)〜帰奈良


13.00 河童橋に着く。 

13.35分 明神岳を眺めながら、13.39分 明神館に着く。
 
14.01分 前穂高岳を左手に見ながら、徳沢に向けひたすら歩く。
 
14.36分 徳沢ロッヂに着く。休憩。
 
15.04分 新村橋に着く。

15.24分 遠くの高い山が赤沢岳?のようである。
 

15.42分 慶応尾根、早稲田尾根と屏風岩を左手に見ながら・・・

15.46分 横尾山荘に着く。
 
2部屋に別れてくつろぐ。
この山荘は風呂がある。石鹸は使用できないが、お湯につかってゆったりできることはありがたい。
歓談しながら、5時から夕食する。

18.20分 屏風岩から左奥に前穂高岳を望む。

18.22分 夕暮れの光景である。

夕食でビールを飲んだせいか、7時には寝てしまった。

第二日目(7/30)

4時に起床し、5時から朝食する。
雨が降っている。残念!
5.53分 雨具を着けて、出発前の記念写真を撮る。

6.36分 ここから槍の穂先が見えるというのだが、生憎の雨で見えない。
 
6.47分 「一の俣」に着く。

6.53分 「二の俣」に着く。 6.55分 綺麗な水の流れる梓川沿いに歩く。
 
7.17分 「槍沢ロッヂ」に着く。 しばらく休憩。100円のコーヒーを飲んで休む。

7.35分 記念写真を撮って、さあ、出発!

8.01分 槍沢キャンプ場に着く。一人テントを張っていた。水はホースから流れ出ている。
  
8.18分 雨もあがり、8.26分「五郎沢」を通り、歩く。
 
8.30分 黙々と前だけ見て歩いていたのだが、
内炭さんから、「後ろを見て」と言われてちょっと振り返って見た光景である。
雨上がりで霧が目の下方に見られる光景もすばらしい。
 
8.32分 「乗越沢」に着き、休憩。8.33分 「槍沢大曲り」の道標がある。ここから東尾根の水俣乗越へのルートの分岐点である。
  
8.52分 雪渓が多く見られる。雪渓の上を歩き、9.00分に「曲沢」に着く。
  
9.31分 「天狗原分岐」に着き、休憩。
ここで内炭さん、矢田さん、河野さん、岡田さんの4人はヘルメットをかぶって出発の支度をする。
落石からの保身のためである。
ヘルメットの4人組は赤岳〜西穂高に向かって、ここから別行動となる。
「お別れの記念写真を撮ろう」と、それぞれ別れてパチリ!
  
9.43分 4人組は出発していった。手を振って見送る槍組の6人である。
 
10.12分 「水沢」に着き、休憩。
ここには水がふんだんに流れている。水を補給する。
 
10.36分 雪渓をトラバースしながら進む。雪渓の上の方に人の姿が小さく見える。
この上の方に槍ヶ岳が晴れていれば見えるという。見えているのになかなか歩いても歩いても着けないのだという。
今日は雲に覆われているので、かえって歩きやすいのかも知れない。
 
10.48分 「坊主岩屋下」に着く。ここは「播隆窟(ばんりゅうくつ)」と呼ばれ、
槍ヶ岳初登はん・開山をなしとげた念仏行者播隆(1786〜1840)がそのつど利用した岩屋。
播隆行者は5回槍ヶ岳登山をしたが、天保5年(1834)の第4回登山の時は、この岩屋で53日間も篭もり、念仏を唱えたという。
 
播隆行者について、槍ヶ岳山荘の主人(現在は息子さんが経営しているが)で、山岳写真家であった穂苅貞雄さんが、
「六根清浄―播隆上人の足あと」と題して、NHKの「こころの時代」で対談されている。

六根清浄 をクリックして、参考にご覧ください。

11.19分 「黒岩」を通り、11.21分「殺生分岐」に着く。
次第に足が重くなってきた感じがする。
横尾山荘を出発した時から、「今日はいつもより靴ひもの締めがゆるいなあ」と感じながら歩いていたのだが、
あまり急な登りもないものだからそのまま締め直すこともせず歩いてきたのだが、
ここまで来て、「どうもおかしいな、こんなに足が重くなるのは?」と思い、靴ひもを締め直す。
そして歩き出すと、足ががぜん軽くなった感じがする。
「ああ、靴ひもの締め具合でこんなに違うのか」と、何か新しいことを発見したような思いがする。
  
11.41分 まだ槍ヶ岳の姿はガスに覆われていたが、11.56分ようやく槍ヶ岳の姿が確認された。
12.11分 西岳・大天井岳の分岐点「槍ヶ岳分岐」に到着。「槍ヶ岳山荘」もうっすら目の前に見えてきた。
  
12.15分 「槍ヶ岳山荘」に到着した。お疲れさ〜ん!
疲れを隠し、少し笑顔を見せて・・・・パチリ!
 
6人で一部屋割り当てられる。
部屋に入って横尾山荘で朝貰ってきた昼食をとる。
雨具など濡れたものは乾燥室があり、乾かすことができたのでありがたい。
「雨だから槍ヶ岳に登るのは明日にしよう」と、明日の朝登ることにした。
夕食は5時からである。
それまでだいぶ時間があるから、少し眠ることにする。
30分ほど寝たのであろうか。起きたら慈恵大学の人たちが高山病の検査をしてくれるというので、僕も検査を受ける。
問診票を書き込み検査を受ける。
血圧は81と110だった。いつもは下が65〜70ぐらい、上は110ぐらいだから、下が少し上がっている程度だ。
しかし、他の人に話を聞けば、上下ともに30〜40位高い数値で、高山では誰しもこれくらい上がるというのだ。
血中酸素濃度を測定。数値は89。平地では97〜100だという。89は平地では酸素吸入などの対策が必要な数値であるが、高山ではこれくらいが普通だという。
酸素量が少ないのだから登って来て、すぐ眠ることは良くないという。眠ると酸素の呼吸が浅くなるからだという。
高山病の自覚症状は頭痛、めまい、食欲不振、脱力などであるという。

夕食まで時間があるので、部屋で歓談。みなさんにご参考にと「靴ひもの締め具合」について先ほどの体験をお話したところ、かえって参考どころか、攻撃?のやり玉にあげられる始末。ついには靴底の話に及び、現物を部屋に持ち込んで靴底を見れば、「あれ! 割れがある」。今回事前点検して、相当すり減っていたが、今回は大丈夫と思って履いてきたのだが、いつの間にか割れ目ができている。これには自分でもビックリ! これでまたみなさんからやり玉にあげられる始末。帰ったらすぐ新調せねばと痛感する。

5時から夕食する。ビールを飲みながら・・・
18.53分 夕暮れの槍ヶ岳の光景である。

山頂へのルートはおおよそ黄色い線を辿って登るのである。
槍ヶ岳山荘の標高が3060mで、槍ヶ岳山頂が3180mであるから、120mの高さがある。
ここから眺めても岩場だらけであるのがはっきりわかる。
 
部屋の窓から眺めていると、槍ヶ岳の中腹を歩いている姿が二人ほど見えている。
明日は晴れてくれ、と願いながら、7時のニュースを聞き、七時半に眠りに就く。

第3日目(7/31)

3時に起きてみれば、もうヘッドランプをつけて出掛ける人たちが何人かいる。
我々は4時に起床し、「朝食の前に登ろう。それから朝食しよう」という。
4.38分の光景である。4.48分に出立する。
 
すぐに岩場の登りである。念のためロープをつけて登る。
  
5.01分の光景である。

5.09分 笠ヶ岳の山頂付近に陽があたってきた。

5.09分 穂高連峰にも朝陽があたり、稜線がくっきりと見えてくる。

鉄製の垂直に近いハシゴをいくつも上りながら頂上をめざす。
 
5.17分 山頂に着く。記念写真を撮る。
 
5.21分 山頂から東方面の眺望である。太陽は今、雲の中

5.24分 山頂から見た穂高連峰の光景である。

穂高連峰の右遠くに見えるのは、乗鞍岳とその奥に見えるのが御嶽山であろうか?
 
5.28分 山頂から黒部五郎岳、立山連山方面を望む。

山頂からの眺望を満喫して、慎重に下山。
 
5.48分 朝陽をあびて輝く笠ヶ岳。

笠ヶ岳の右方面につながる双六岳、黒部五郎岳、その右遠くに立山連山を望む。

6.04分 槍ヶ岳山荘まで下山して、常念岳を望む。

6.06分 無事下山終えて、「朝めし前だ!」と冗談がでる。たしかに朝食前だから・・・・
記念写真を撮る。みな朝陽に輝いて満足そうである。

朝食をすませ、6.58分下山開始する。
みな口々に「いい天気だ!」と、こんなすばらしい天気に恵まれたことに満足である。
 
下っていく正面には富士山も見えている。写真には残念ながらはっきり見えないのだが・・・
  



 


7.29分 殺生ヒュッテ分岐に着く。
 

 






何回も何回も槍ヶ岳を振り返りながら下る。記念写真をパチリ!



7.54分 播隆窟に着く。洞窟の中に入って見る。立ってもゆったりしている。
 



  

8.46分 「天狗原分岐」に着く。南岳を望む。
 

  
9.32分 「水俣乗越」を通り過ぎ、9.50分「槍沢キャンプ場」に着く。
 
10.08分 「槍見」と書かれた岩がある。その向こうに槍ヶ岳に似た岩山がある。
内炭さんが、「にせ槍」と言われている、という。

10.14分 ここの木の間から見られるのが、ほんものの槍ヶ岳の姿である。
 
10.15分 「槍沢ロッヂ」に着き、休憩。
槍ヶ岳山荘で買い求めて頂いた焼きたてのパンを食べ、
内炭さんが沸かしてくださったコーヒーを飲みながら休憩する。
槍ヶ岳山荘の焼きたてのパンは美味しかった。

11.17分 「槍見河原」に着く。往きは雨で見えなかったが、今日は見えている。これが槍ヶ岳の見納めである。
  
11.54分 「横尾山荘」に到着。前穂高岳が綺麗に見えている。

12.05分 屏風岩と前穂高岳をバックに記念写真を撮って出発する。




 
12.56分 徳沢に着く。昼食をとる。
 


14.12分 「明神館」に着き、休憩。
 
14.52分 「河童橋」に着く。
 




14.55分 河童橋で記念写真を撮って出立する。




 
15.15分 上高地に着き、タクシーで平湯へ向かう。
15.32分 平湯に到着。
「ひらゆの森」で温泉に入って、汗を洗い落として、さっぱり!
事故もなく、無事に楽しい槍ヶ岳登山ができたことを感謝する。


                   ― おわり ―